墓石(有)近藤石材店・・・記録 - 2008/01

日々の施工あれこれ




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2008年01月24日(Thu)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質完結
今日も高知嶺北は寒い一日を過ごしております 午前中吹雪いていた天気も少し陽が射すようになりましたが、外の温度は3℃です 

石に手を当てると、くっつきそうな位冷たいですが、日曜日が法要の施主様のお宅の墓所に、墓誌板に名前を追加彫りして、納品しに出かけました 山はきっと雪が解けていないだろうから・・・とタイヤチェーンやら背負う道具まで持って、二人係で・・・

わざわざこんな時に・・・と言っても、山の天気はいつ崩れるか分からないので、行ける時に行っておかないと、これからまだまだ寒い日と雪の降る日はありますからね 剣山系やら四国山脈が遮るのか、この地域は雨が多く雪も案外降るんです

さて・・・続きです

ステンレスって絶対にさびないの?

答えは、絶対にサビないわけではないそうです・・・特に海水に含まれる「塩素」は大敵だそうです 塩素によって不動態皮膜が破られ、自己修復が間に合わず局部的に侵食されてサビていく場合があります(これを孔食と言います)

ステンレスの流しを使っている皆さんもお気をつけくださいね 家庭用の台所用塩素(ハイター)などいつも使っていると、そこからサビがでて穴が開くケースもあるそうです そう云えば、捨ててある流しのほったらかしのやつに、排水溝の近くがサビて黒くなり穴が開いているのを見たことありますが、そんな理由なんでしょうかねぇ〜

私はこの塩素の代わりに、重曹をよく使います ぬめりを取ってくるし、サビや汚れも落ちます 排水溝の汚れは重曹を入れ熱湯を流したり、お酢を振り掛けると発泡して効果抜群です 試してみてください

ステンレスの磁性とは?

磁石に付くステンレスと磁石に付かないステンレス・・・鉄、コバルト、ニッケルは磁石に付くことが知られていますが、日本の大手メーカーはその品質を高め新しい加工技術を創り出しているため、磁石に付く付かないは、耐食性とは直接関係がないようです

この点は詳しく書かれていますが、私の個人的な判断で省略いたします(笑)

普通ステンレス製品と言えば、18-8ステンレスと書いてありますね
これは中身が(18%クローム・8%ニッケル)これが、一般的はステンレス鋼だそうで、墓石業界にも幅広く使われています

これに銅を加え、加工後の磁気の発生を防いだものもあります 花立の筒など、少し値段の高価な物もあります

18ステンレス18%クローム
ニッケルが入っていないので、18-8ステンレスよりサビが早く発生しますが強度は同じだそうです しかし、これにも特殊技術を用いて不純物を大幅に減らし、耐食性を高めたものも出来ています

すべて、中の材料名がアルファベット混じりの数字で記されています その材料名にマンガン鋼とあるものは、高価なニッケルの量を減らし、代わりにマンガンを多く入れたステンレス鋼のこと・・・
中国やインドのステンレス商品に使用されている材料だそうです マンガンが使用されているか否かは、外観や磁石等では判別できないそうです 日本の国内メーカーでは製品の製造・販売もしていないそうです

当店も一度失敗したことがあります

工具やさんを通じて仕入れたステンレス花筒の中に、サビの発生する商品が混ざっていて、こちらは知らずに施主様のお墓に使用しました ある時、霊園に行くとそこのお墓だけ何か赤い色が・・・近づいてみてびっくり・・・です

施主様は気が付いていらっしゃったのか?もしくは気が付いていても当店に言わなかったのか?・・・どちらか分かりませんが、黙って換えておきました 勿論、お墓も汚れもきれいに落ちました 

決して、当店は安い花筒を仕入れたわけではなかったので、工具やさんを呼んで注意しましたが、知らなかったら信用問題です・・・ 安い高いでも、サビが出るようなステンレスでは、いくら強度が硬くても満足しませんよね

長い話でしたが、メーカーさんのお話・・・私は、とっても参考になりました ステンレスだったら、何でもいい・・・というものでは無い と、言うことですね

では、この辺で・・・また、いいお話があったら紹介させていただきます 



2008年01月23日(Wed)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質続編
二日間降った雪は沿道に解けかかった汚い残雪を残し・・・今日はやっと曇り日です
ステンレス商品の魅力・・・知れば、知るほど楽しいですよね では、今日も続きを・・・

ステンレスの添加元素の役割は?

クロム以外の添加元素は、どんな役割を果たすの?・・・かと言うと、クロムのバリアー以外にもステンレスの耐食性を高める元素があるのだそうです それは、モリブデンとニッケルだそうです

モリブデンは、クロムを奮起させ、より一層働かせる効果

クロムのバリアーは、疵がついたり塩素の攻撃によって破られた皮膜も瞬時に修復されますが、強い攻撃を繰り返し受けた場合には、クロムによる修復が間に合わない場合があり、ここに、モリブデンが傍にいれば、バリアーが破られた周辺のクロムに大号令をかけて呼び集め、バリアー修復のために働かせるそうです

クロムあってのモリブデンですが、モリブデンのサビに対する抑制効果はクロムの3倍あると言われているそうです

ニッケルはサビの進行を遅らせる効果
ステンレスには、クロムに加えニッケルを含む種類も多くあります ニッケルにはサビの発生そのものを抑える効果はありませんが、サビの進行を遅らせる働きがあるのだそうです

ステンレスのサビにくさは
@ステンレスの表面に並ぶクロムのバリアー(不動態皮膜)が主役で
Aクロムのバリヤーが破られる危機に瀕した時、クロムを奮起させ働かせるモリブデン
Bクロムのバリアーが突破された時に、それ以上に突進を鈍らせるニッケル

以上のように、3つの元素に支えられているのだそうです これらの掲載文は、大手鉄鋼メーカーのホームページより抜粋されたものを掲載しています 我々の一般市民は、何が本当のものか?・・・を知る上で、商品の良し悪しを吟味しないことには、単なる価格が高い安いの問題ではないと、実感しました

実は、もう少し興味のあることが書かれていますが、長いと疲れますよね また後日・・・



2008年01月21日(Mon)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質
昨日から今朝にかけて凄い雪でした 朝一番で雪かきをしましたが、昨夜に雨に変わったり雪に変わったりの状態だったので、重たい水浸しの雪で・・・結構、重労働でした 北海道や北国の方々のことを考えると大変ですね

では、先日の性質の続きを・・・

「不動態皮膜」は、クロムと大気中の酸素との反応によって作られるもので、1〜3ナノメートルという非常に薄い皮膜です。結晶構造を持たないガラスのようなもので、非常に緻密で安定しています

ところで、ナノメートル?っていったいどれくらいの厚さ?・・・と思って調べたら、10億分の1メートル・・・目に見えない現象ですよ、これは・・・(笑)

不動態皮膜の最大の特徴は、何と言っても「自己修復機能」を持っている点です 加工や使用中に不動態皮膜が破れても、鋼中のクロムと大気中等の酸素とが反応して同じ皮膜を“瞬時”に再生します 

この再生に時間がかかれば、酸化(サビ)が進行してしまいますので、この「瞬時に再生」と言うのは重要なポイントです 

また、クロムは鋼中から供給されるため、自己修復機能は何度でも繰り返し発揮されます その効果はほぼ無限といっても良いくらい長時間安定していて発揮されるのも大きな特徴です

凄いですね〜 何か神秘的な作業を繰り返しているのが愛おしい感じですね

その魅力は他にもあるんです・・・長くなるので、次回に・・・





2008年01月19日(Sat)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品
一月ももうすっかり中旬に・・・高知と言えどもここは四国のど真ん中なので、冷えます 昨日の雪はすっかり解けましたが、これから寒さが本番ですね

今日は、私たちがお墓を扱っている中で一番使う消耗品は花筒ですが、そのお話をしたいと思います 一昔前・・・そうですね〜 20年以上前は、お墓の花筒は(石の中にスッポリ納まっている交換できる)塩化ビニール系のものでした

それは云わばプラスチックなので、こんな寒い冬になると中の水が凍り膨張して、ヒビ割れを起こし度々取り替えなくてはいけませんでした と、言っても・・・そんなに薄い市販のようなものではないので、十数年は容易に持ちますが(笑)

当店は今は全商品ステンレスです その昔に塩ビを使用されていて、交換に来られた方にもお勧めしますが、希望されない方は未だに塩ビを買って帰られます

当店のステンレス商品は新潟県のステンレス加工の町燕市から取り寄せます 歴史があり、信頼できるからです 最近ステンレス商品でもこれホント?・・・と疑ってみたいような凄い安いお鍋とかを、スーパーなどで見かけたりしませんか?

ちょうどその取り扱っている会社さんから送られてくる本の中に、ステンレスについてのQ&Aがあったので参考までに抜粋してみます

ステンレスってどのような鋼材?

ステンレス(Stainless Steel=さびにくい鉄)は、『炭素が1.2%以下で、クロムを10.5%以上含む特殊鋼』と定義されていますが、ごく簡単に言うと、『鉄にクロムを加えた合金』だそうです

ステンレスってなぜさびにくいの?

自己修復機能を持つバリアー、それが『不動態皮膜』
ステンレス最大の特長である“さびにくい”性質は、クロムによって作られ表面の特殊なバリアーによるもので、そのバリアーは「不動態皮膜」と呼ばれています


続きは後日・・・



2008年01月07日(Mon)▲ページの先頭へ
本年も宜しくお願いします
当店は本日より仕事開始です  

今年は閏年ですね 潤う年にしたいものです(笑)  今年はお正月の2日3日と来客があり嬉しいスタートでしたが、年末に嫌な思いをする出来事もあったり・・・と、人生いろいろです

気を取り直してマイペースで頑張りますので、何卒よろしくお願いします。


   


ふるさとに、お墓をつくりませんか?
高知の郷里で、嶺北の自然と、のんびり暮らすのもいいですよ


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カレンダ
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