墓石(有)近藤石材店・・・記録/一覧

日々の施工あれこれ




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2010年12月31日(Fri)▲ページの先頭へ
■2010年のつぶやき・・・
今年も後、数時間を残すのみとなりました。

今年の記事は一回も更新しないまま年末です。昨年末、書いた記事は全く守らなかったわけで・・・・自分自身の仕事に対して、責任感がないです 反省のしようがありません 申し訳ないです。

今年の仕事も、昨年と変わらず、ふるさとを出て県外に住んでいらっしゃる方々の、お墓の傾きや墓所の整地見合せなど・・・させていただきました。

勿論、新しくお墓を作らせていただいた方々も含め、今年一年本当にお世話になり、ありがとうございました。

よいお年をお迎えください。


2009年12月31日(Thu)▲ページの先頭へ
■2009年を振り返って・・・
今年は、記事を全く書かずに過ごしました。

個人的に、介護の為に同居する家の増改築に2008年末から約一年かかり、仕事と介護と大工さんの打ち合わせとで、あっという間に 今日を迎えました。

仕事をしなかったわけではないんですよ(笑)
墓石の仕事は、テレビやパソコンの家電製品のように、次々新しく変わったものが出る・・・というようなものではないんですね。

根本的に御霊を葬り納める場所としての 物 ですから、多少のデザインは変わりますが、お墓として尊厳性もないといけません。

この業界も、世の中の不況を反映し、厳しい状況は同じです。

当店のこの一年は、新しいお墓も建てましたが、古いお墓の見直しや、大きなお墓じゃなく夫婦単位のお墓を多く作りました。 これも、世の中を反映しているようでもあります 将来が不安なので、あんまり先のことまで考えたくないようですね。

地元の石屋としてすぐ間に合う身近な存在で、今までも そしてこれからも、人口減がどこまで続くのか判りませんが、この地域で頑張たいと思っています。
今年もありがとうございました。

来年は、お墓にまつわる身近な事・・・を、載せていきたいと思いますので、また覗きにきてくださいね。

2010年も、よろしくお願い致します





2008年12月31日(Wed)▲ページの先頭へ
■2008年ありがとうございました
2009年も引き続きよろしくお願いいたします。


2008年09月01日(Mon)▲ページの先頭へ
■お墓の管理・・・
最近の相談はお墓の管理・・・掃除や草引きなど、施主に代わってして欲しいとの相談が多いように思います

当店としましては、仕事ですから請負いたしますが・・・この仕事をしているからではなく、この行為そのものが供養の心なので、なるべく家族子々孫々の皆様が、その管理をされるのが、一番いいことだと思っているので

敢えて、この請負しますよ・・・とは、なるべく言いません
お客様にも時々叱られます よその業者さんはやっているのに・・・と、今年も2件ほどさせていただきました
人口減の家族が遠方・・・状況は解りますが、遠方でもその気持ちがあるから頼んでいるのもよく解ります

私たちは代金をいただくので、声をかけられたらいつでも動けます
ただ・・・、お墓掃除やお参りは年何回しなくちゃいけない決まりはありません お墓にいけない時は、自宅の仏前で供養する気持ちは表せますので、大丈夫ですよ

私が思うのは、家族をもっと頼ってその行為を伝えてほしい・・・ということです
私たちの仕事は、お墓を売るだけの仕事ではありません お墓は人と人の心を繋ぐ場所でもあるのです 身内の死をきっかけに命の大事さに気付き、再び家族の絆も強くなる・・・そうあってほしいのです

お孫さんにも家のお墓の存在、管理の意味を教えていただきたいと・・・ご先祖様を大切にする行為は自分の存在を見つめる行為でもあるのです

回数じゃなく本当の供養はそのご家族さまが、そこに出向く事です その家のご家族さまが、お墓に来られても気持ちいいように私たちがお墓掃除をしておく・・・のではないのです

あくまでも、その行為・・・そのもの全てをご家族様がなさってください 間に合わない時は、お声をかけてください お手伝いいたしますので・・・どうぞ、頑張って家族の繋がりを大切にしていただきたいと思います






2008年07月09日(Wed)▲ページの先頭へ
■お墓の形と大小・・・
先日、当店でお墓を作られたお客様から、苦情の電話をいただきました
その内容は、『五輪等の高さが低いので縁起が悪い・・・これは間違っている・・・と、よその石やさんに言われた』 どうしてくれる?・・・というもの

高知県は舞台付き納骨堂のお墓が多くなったので、五輪等を建てる場合、その納骨堂より高くしないと、先祖に罰が当たる・・・などと何時からとなくそんな風潮があります

ただ、個人墓は大体同じに揃えたり少し女性の石碑を細めたりしますが、それも昔に5寸6寸の小さいお墓ばかりだったから、これからも合わせないといけない・・・と、いうことはありません 時代に応じて供養の心を表せばいいのです

その五輪等も高知のお墓に合わせると、ただただ背高のっぽの五輪等になりますので、バランスよく寸法に合わせ、ご希望なら同じ高さにもしますが、当店は、根拠もないことに囚われる必要はありません・・・と、必ずその点はお話しています

このお客様も説明はして、五輪等は標準の割りで作ったものを据えました 何度説明をされても逆上されているので、お寺さんにお尋ねしてみてくださいと、電話を一度切りました

次にかかってきた時、どうおっしゃいましたか?・・・との問いに、そんなに気になれば建て替えたらどうですか?と言われたと(ちょっと驚きましたが) それで、罰はあたるといいましたか?の問いに、罰は当たらんと言った・・・

では、建て替えるとしたら、お寺さんを呼んで御霊抜きをして、石を継ぎ足すなんて格好が悪いから、やり替えして、御霊入れしたら・・・かなりの費用ですよ それでも納得いきませんか?とお話して、電話を切りました

何日かして、このままでいい・・・と電話がかかってきました 
お墓を作る前からご主人が病気がちだったのに加え、ここにきて具合が良くないので・・・とお話をされました 『罰が当たったのでは?と思った』と

ご先祖様が何で罰を当てますか? 人は病気もすれば、死も必ずやってきます お墓を作って最後ではないんです 年忌法要を通してご先祖さまの供養をし、またその姿を次の世代に伝えることです

この仕事をしていて思うのは、目に見えないからこそ救われたり怯えたり・・・人を怯えさせてお金儲けをするような占い的な商売に、騙されそうな方が沢山いらっしゃいます 人の弱みに付け込むやからが多い世の中・・・気をつけてください

普通に供養をされている方々に祟ったり罰が当たったりなどはありません ただ、その供養する心や機会を失っている人には、何かの形でご先祖様が教えてくださるのかも知れませんね 罰ではないですよ 気づかせてくださるのです

お墓の大小、金額の多少・・・何ら関係ありません 大事なのはその気持ちを形に表すこと・・・です







2008年05月23日(Fri)▲ページの先頭へ
■お墓の110番・・・お墓は誰が継ぐの?
こんにちわ・・・既に五月も下旬となり梅雨入りが近づいて来ましたね

最近のお墓の110番や先日来店されたお客様が、同じような悩みを相談されてきました
 よくある話ですが、家族間ではギクシャクしてしんどいようです

以前も書いたような気もしますが お墓は誰が継承するのか?
民法に規定があり
『系譜、祭具及び墳墓の所有権は、相続分の規定によらず、慣習に従って祖先の祭祀を主催すべき者がこれを継承する』とあります
しかし、被相続人の指定があれば、生前でも遺言でも指定された人が継承します これで決まらなければ、家庭裁判所に相談し決定されます

そこで・・・相談の話は
長男である跡取りが一切お墓の掃除やら祭祀をしない・・・とのこと 当店でその話をお聴きしても、どう答えていいのか悩みますが・・・そこには遺産という『お金』がくっついているのでよけいややこしい話になるんですね

悲しいかな、長男だけが子供ではなく皆さん兄弟がいたら当然お墓参りはしますよね そこで、お金や土地を多くもらった長男が墓守をしないのは、兄弟さんたちにとったら腹立たしい・・・と

また、今は全員で先代からの財産を平等に分けようとする為に、お墓も兄弟で皆が一緒にやろう・・・なんて決めていると、段々年齢が重なる毎に縁遠くなり、最後に責任は誰に?ということで、無縁墓同然になっている私の知っている方も、いらっしゃいます

それは親の代もっと遡ってその前から家を継承する意味を子々孫々に伝え教育していないと、たまたま一代で築いた財産があったりその反対に借金があったりすると、降って湧いたように何を継承するかでなく『お金』を分ける話になるのです

人間は生まれてくるとき何も持ってないのに、自分で築いた財産でもない先代からのものをお金に替えたりもらったりするのでしょうかね そこにずっと棲み続けて守って行く者がそれを継承し、また次の時代に継承して行く・・・これが自然なんです

生まれて生かされて命があれば、自分の財産は自分で築くもの・・・嫁に出た娘達は嫁ぎ先で、そこのお墓を守っていく使命がありますから、実家にお墓参りや掃除に行けるうちは、気にかけて守れるでしょうが、甥っ子姪っ子も実家の墓守ができないようであれば、その家は既に途絶えています

仕方ないですが、その考えが育ってないのだと思って目をつぶるしかありません 自分は自分で嫁ぎ先で家を守ることを子供達に教えることが大事ですね こんなことを書いていると、今の日本の伝統や文化慣習の伝道が廃れているのが、毎日の不可解なニュースで実感します

教育が充実した今の時代に、賢い人間らしさ・・・が一層失われつつあるようで不安です せめて家庭の中から常識の判る子供を育ててほしいと思います





2008年03月07日(Fri)▲ページの先頭へ
■細木和子さんの一言・・・
最近この方がTVに出て、お墓に関する先祖の祀り方・・・などを説明される時が多々ありましたね この方もこの三月一杯でTV番組から降板するそうですから、メディアを通してそれが全て・・・みたいに勘違いされることも少なくなると思います

細木さんの仰ることに一理あることもあるし、?・・・と思うこともあります ただ、本質は自分でよく考えたら判るようなことも、これはTV側で作っている番組だと思えば何でもないんですが・・・

これはTVでやっていた内容と似ていますので、書いてみます

このブログにも何回も書きましたが、少子高齢核家族化・・・これはこの先々もっと真剣に迫ってくる問題になります そして、その時其々の家庭がどういう風に先祖を祀り自分の家(単なる住む家ではありません・・・その家の代々の歴史です)をどう守り継続してきたか?を知るものが、人・形あるお墓・など無くなりつつあることに気づくと思います

気づいた時には、時代は大きく変わっていると想像します

細木さんはこのことを踏まえてアドバイスしているところもありますが、何せ歯に絹きせぬ物の言い方をするので、聞いているほうは落ち込みますよね

私は六星占術も知らなければ四柱推命も高島の易暦・・・その他もろもろの研究書を読み勉強をしたわけでもないので、これが間違っているとか・・・正しいとは言えませんが、当店でお墓を扱う仕事をしていて、お墓の建て方が間違っていて家が絶えたとか、病人が出た・・・と言ったのは聞きません わざわざ言ってこないのかも知れませんが・・・(笑)

跡取りが男子でなければ、養子をもらって家を継承してきた日本の家継ぎ文化・・・これには、墓守という役目が大きいのです 少子化で其々の家庭に一人か二人の今の時代・・・ 今は女性の方がリードするのが上手なのか、男性を連れて家庭に帰ってくる女性も多く、すんなり養子縁組をされる人もいますが

相手も男子一人、こちらも女子一人の家庭同士が結婚になったら、たちまち家を継ぐのはどうするか?で悩みます 親の面倒を見る云々以外に、その家の墓守が大きなウエイトを占めるのです

そこで・・・今はお墓を作っておける時に自分のお墓を作っておく・・・親の世代70歳代の方は沢山いらっしゃいます 私は、間違っていないと思います 現役の子育て最中の30歳後半から50歳代前半は親のお墓どころか、もし自分に何かが起こっても家庭を守ることすら難しい次代です

細木さんは、これが間違っている?と仰っていましたが、お墓も建てられないシングル族も増えている中で、自分の将来を踏まえて先祖のことも大事にする・・・何ら不都合なことはないと思います

お墓は遺骨を安置する場所でもありますがご先祖さまを偲び、色んな報告をし、見えない力で心を通わせることが出来る、唯一の神聖な安心の場所です ご先祖さまは守ってくれます 罰は当てません 気づかないことは気づかせてくれます

それは、節々の供養や日々の感謝を忘れないことです それを細木さんは言いたいのだと思います 自分が毎日お水を飲んでいるのだったら、仏前にも一口のお水でもお茶でもお供えする行為・・・これが、自然に身につくよう親から子、子から孫へと家の中で教え導く・・・これが無くなっているから、本当の姿が見えないのだと、私は思うのです

長くなりましたが、ご先祖さまを大事にする行為は、まさにこの言葉の中にあると思います  

石中に火あり、打たざれば出でず、人中に仏性あり、修せずんば顕われず・・・巖宿 

完成された人間はいません 日々迷いながら誰かに助けられながら生かされています
間違ったら直せばいいし、失敗すればそこから学ぶことがあり肥やしにして次に進む・・・迷った時には、人に意見を聞いて判断したらいいと思います 私も含め、皆様・・・今の現象を素直に受け止め、いい方向に進んでいると信じて頑張りましょう
ご先祖様は、きっと見ていてくれていますよ








2008年03月04日(Tue)▲ページの先頭へ
■お墓のローン・・・
昨日は三月三日桃の節句・・・ひな祭りでしたね

我が家の幼子も瞬く間に成長し、長女は今年から社会人になります 済んでしまえばあっという間でも、子育ての最中は 世間に取り残されているのでは?・・・と、錯覚に陥るほど家庭の中で孤軍奮闘しなければいけない時期があります(笑)

さて・・・本題です

この時期になると電話の問い合わせも来店も多くなります お悩み相談・・・的な話が多いのですが、直接売り上げに繋がる話ではなくても、納得の行くまでお話は伺うことにしています

そこで昨日の相談の内容は・・・

一人暮らしの年金生活の方が、二つのお骨を家に持ったまま生活をしているので、今ある墓地は満杯なので、一基改葬をしておいて、その空いた所に納骨式のお墓を建てたいと仰るのです 相談者は本人さんではないようでした

お墓は建てたいがローンが組めないので、お墓を建てる方法を教えてほしいと・・・

結論は・・・

墓所の空いている僅かな土地があれば、そこに二つのお骨を埋葬し、其々の宗派に則りお坊さんや神官さんに祈っていただき、板塔婆を立てて年忌供養をするのがいいです

お墓が建てれないうちは、板塔婆がお墓の代わりとなります

年金生活をしながら、ローンを組むというのはしんどいことです しない方が無難です どうしても組みたいと言うのであれば、年金を振り込んでもらう銀行に少しずつ天引きしてもらって、預金が溜まったら造る・・・もしくは、年金を担保にお金をその銀行にローンを組むか・・・です

お金を少しづつ溜めての方が無難ですが、それも自分では出来ないと・・・難しいですね お墓を建ててあげたい気持ちはよく解ります でも、後が絶えるのが判っているのなら、永代供養をお寺に頼むしか方法はないのです

親戚や血縁者がお墓の守をしてくださる方がいらっしゃらない方は、この方法も正しいと思います 自分の子孫に家の墓守もできない子孫がいること自体が問題で、既にこの問題にたどり着くまでに、問題が起きているはずです





2008年02月16日(Sat)▲ページの先頭へ
■お墓の110番より・・・
おはようございます
今日も高知県嶺北地方は寒いです 外気は現在0℃・・・しかし、空は青く晴れ渡っています いいお天気になりそうですね

個人墓のよさ・・・をブログで紹介して三日目ぐらいに、直接電話でこんな問い合わせがありました この方に、ブログを読まれたのですか?・・・とは、お聞きしませんでしたが

今現在住んでいる姑とウマが合わないので、亡くなってからも一緒にお墓に入りたくないので、自分は個人墓にしてもらいたい・・・、そんなことは出来るのか?と

出来るか出来ないかは本人の選択ですが、そこにはまだお姑さんもお元気だしその方もお元気・・・その時考えたらどうでしょう?・・・と答えました 個人の尊重と言うのは各家庭で考えてもらわなければ、私達がどうのこうの言えないのです

ただ、墓所が広くて個人墓を建てるスペースがあるならそうすればいいと思います 今は夫婦でも仲が悪く、亡くなってからも一緒は嫌だ・・・と言う方も、当店に来られて奥様が堂々と口に出される方もいらっしゃいますよ(苦笑)女は強し・・・です

そこで、個人墓だらけになるのでは?・・・と困っている方も
今は9割が火葬ですから、土葬みたいにお墓が傾いて落ち込む要素は少ないので、間隔も狭くてOKです 今は家族が少ないので、自分たちのお墓をつくれば後の世代はまた、その時考えて時代に沿って行けばいいと思います

本来は子が親を看取り葬式を出しお墓を建て家を守り・・・が、好ましい今までの姿でしたが、少子化と結婚しないシングル族が多くなったので、一概に今までの流れが当てはまらなくなっています

そうかと言って、どこかに撒いて捨てればいい・・・では、人間としての品位や常識はどうでもよくなり、宗教心すら持たなくなりますから、これは避けるべきですね

結局、結論は出ない難しい問題ですが、物事をいいように捉え、我が家が繁栄していくことを各家庭が考えて行くのが一番の解決策ですね







2008年02月07日(Thu)▲ページの先頭へ
■個人墓のよさ・・・続編
おはようございます 

高知県嶺北のわが町土佐町は、今の外気が4℃です 昨夜から、暖房しても冷えるなぁ〜と思っていたら、今朝は屋根の上や山の木々は雪化粧していました 昨日は、いいお天気でしたが・・・相変わらず寒い日が続いています

続編が遅くなりまして、申し訳ございません

昨日、本契約に至った1件と先日の1件も、両方とも個人墓と夫婦墓です では、その1件の方の碑文について、私が思うところを述べたいと思います 年齢は90歳を超えられて亡くなっています お墓に亡くなった年齢を刻むのは数え才ですから、1才余分に刻まれるようになります

この方の碑文を校正しながら感じたことは、凄い生命力と精神力の持ち主・・・だったのだと思いました  昭和11年に21才で戦争に召集され33才で終戦ををニューギニアで迎えるまで、今の中国から太平洋沿岸まで、転々と配属され、あの真珠湾攻撃の時も第一線にいたのです

この戦争体験を残しておきたいといいながら、突然亡くなってしまったんです 私は生前一週間前に偶然その方を訪ねたのです いつも近くの行きつけの病院でお会いし、私を呼びとめては、お墓を作りたい・・・その時は、こうしたい・・・と、話しかけて下さるんで、いつかは顔を出さないと・・・と、思い行ったのですが まさか、僅か一週間後とは・・・

今年、一年忌が来る夏にはお墓を建立します この地方は、亡くなってから一年祀までにお墓を建立します 一年忌に親族、縁族の集まりで、お墓を建てた報告と法要をするのです

その本題のよさ・・・ですね

それは、この石碑に刻んである文字は消えない歴史だからです この方の碑文を元に、想像しますと・・・一番大事な青年期を戦争に費やした日々と、太平洋戦争、これは日本側の呼称は大東亜戦争[1941(昭和16年12月8日)〜1945(昭和20年9月2日)]と呼んでいる古い人が多いですね

これは、年表によると第2次世界大戦のうち、主として太平洋方面における日本と、アメリカ・イギリス・オランダ・中国・オーストラリア・ニュージーランドの連合国軍との戦争・・・とあります

今でも武力では負けそうなのに、その昔によくそんな無謀なことをしたものだと・・・でも、その歴史があるからこそ、今の自分たちが生まれ戦争は二度と起こさないことを身近で自覚しなくてはならないんです

石碑に刻む文字はその子々孫々が読み伝えていくことが出来る、唯一の生きた歴史なんですね 

私はお墓参りに出かける時は、ご近所の方の石碑に碑文が書いてあれば読ませていただきます 勉強のためじゃないですよ(笑) そこに住んでいた人たちの生活環境まで見える当時を想像するのがいいんです

今日は、この辺で・・・




2008年02月02日(Sat)▲ページの先頭へ
■個人墓のよさ・・・
今日も高知県嶺北(レイホク)地方は、冷えます 今、外気は3℃ですよ 天気予報ではお昼ごろから雪か雨らしいです いい加減に雪は飽きました(笑)

さて、今日は お墓の話でも、一人づつ使う個人墓のよさについて、書いてみたいと思います 都会でも田舎でも日本の土葬による埋葬は火葬に完全と言っていいほど移行し、割合は100%に近い状態です(1999年厚生省のデータによると99.31%) 完全なる火葬大国です

私達が住んでいるこの地域も、本人の遺言の無い限りは皆、火葬ですね 山の上までお棺を担いで上げるのも、墓地に大きな穴を掘るのも、人口減から人手不足も去ることながら、墓所も満杯状態で余裕がないんですね

そこで、納骨堂(代々墓)が普及し、我々墓石業界も年々仕事を淘汰している訳です それで、仕事を増やそうと思って、この話をする訳ではないんです(笑)

今でも私の住んでいる嶺北では、個人墓や夫婦墓をされる方が結構いらっしゃいます 理由は?何なのか・・・一つは、相方が先に亡くなられていてその横に同じお墓の形で建ててもらいたい・・・二つめは、亡くなってまで代々墓で、皆と一緒に入っていたくない・・・また、夫婦単位で仲良く入りたい・・・などです

その個人墓の一番の良さは、一人ひとりに与えられたお墓に、刻まれる碑文・・・のスペースがある・・・と、言うことです

亡くなれば関係ない・・・そう、言われればおしまいですが、人間に生まれてきて何かの形を残せるとしたら、そこに自分史を書けるわけです 書きたくない人は書かなくてもいいのですが、私から見ると、凄い体験をされたり世の中に貢献された方は、ご自分の子々孫々の後世に伝えておいてあげたら、いいのにな〜と、思うことが多々あります

長い人生ですから、生まれて没するまでをまるで一瞬のメークドラマのように文章にまとめ、其々のお墓の寸法に納まる文字数で作っていくのですが(文字の大きさで文字数が変わります)、それが凄く楽しい作業です

施主様がある程度、歴史を紐解きながら書いてほしい文章を作って来てくださるので、私はその背景の、世界史やら日本史の年表を紐解きながらその時代を想像し、肉付けして行くのです 

いつも、文章を書くと長くなり・・・読まれる方は、疲れますね 今日は、この辺で・・・後日に、続編を・・・





2008年01月24日(Thu)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質完結
今日も高知嶺北は寒い一日を過ごしております 午前中吹雪いていた天気も少し陽が射すようになりましたが、外の温度は3℃です 

石に手を当てると、くっつきそうな位冷たいですが、日曜日が法要の施主様のお宅の墓所に、墓誌板に名前を追加彫りして、納品しに出かけました 山はきっと雪が解けていないだろうから・・・とタイヤチェーンやら背負う道具まで持って、二人係で・・・

わざわざこんな時に・・・と言っても、山の天気はいつ崩れるか分からないので、行ける時に行っておかないと、これからまだまだ寒い日と雪の降る日はありますからね 剣山系やら四国山脈が遮るのか、この地域は雨が多く雪も案外降るんです

さて・・・続きです

ステンレスって絶対にさびないの?

答えは、絶対にサビないわけではないそうです・・・特に海水に含まれる「塩素」は大敵だそうです 塩素によって不動態皮膜が破られ、自己修復が間に合わず局部的に侵食されてサビていく場合があります(これを孔食と言います)

ステンレスの流しを使っている皆さんもお気をつけくださいね 家庭用の台所用塩素(ハイター)などいつも使っていると、そこからサビがでて穴が開くケースもあるそうです そう云えば、捨ててある流しのほったらかしのやつに、排水溝の近くがサビて黒くなり穴が開いているのを見たことありますが、そんな理由なんでしょうかねぇ〜

私はこの塩素の代わりに、重曹をよく使います ぬめりを取ってくるし、サビや汚れも落ちます 排水溝の汚れは重曹を入れ熱湯を流したり、お酢を振り掛けると発泡して効果抜群です 試してみてください

ステンレスの磁性とは?

磁石に付くステンレスと磁石に付かないステンレス・・・鉄、コバルト、ニッケルは磁石に付くことが知られていますが、日本の大手メーカーはその品質を高め新しい加工技術を創り出しているため、磁石に付く付かないは、耐食性とは直接関係がないようです

この点は詳しく書かれていますが、私の個人的な判断で省略いたします(笑)

普通ステンレス製品と言えば、18-8ステンレスと書いてありますね
これは中身が(18%クローム・8%ニッケル)これが、一般的はステンレス鋼だそうで、墓石業界にも幅広く使われています

これに銅を加え、加工後の磁気の発生を防いだものもあります 花立の筒など、少し値段の高価な物もあります

18ステンレス18%クローム
ニッケルが入っていないので、18-8ステンレスよりサビが早く発生しますが強度は同じだそうです しかし、これにも特殊技術を用いて不純物を大幅に減らし、耐食性を高めたものも出来ています

すべて、中の材料名がアルファベット混じりの数字で記されています その材料名にマンガン鋼とあるものは、高価なニッケルの量を減らし、代わりにマンガンを多く入れたステンレス鋼のこと・・・
中国やインドのステンレス商品に使用されている材料だそうです マンガンが使用されているか否かは、外観や磁石等では判別できないそうです 日本の国内メーカーでは製品の製造・販売もしていないそうです

当店も一度失敗したことがあります

工具やさんを通じて仕入れたステンレス花筒の中に、サビの発生する商品が混ざっていて、こちらは知らずに施主様のお墓に使用しました ある時、霊園に行くとそこのお墓だけ何か赤い色が・・・近づいてみてびっくり・・・です

施主様は気が付いていらっしゃったのか?もしくは気が付いていても当店に言わなかったのか?・・・どちらか分かりませんが、黙って換えておきました 勿論、お墓も汚れもきれいに落ちました 

決して、当店は安い花筒を仕入れたわけではなかったので、工具やさんを呼んで注意しましたが、知らなかったら信用問題です・・・ 安い高いでも、サビが出るようなステンレスでは、いくら強度が硬くても満足しませんよね

長い話でしたが、メーカーさんのお話・・・私は、とっても参考になりました ステンレスだったら、何でもいい・・・というものでは無い と、言うことですね

では、この辺で・・・また、いいお話があったら紹介させていただきます 



2008年01月23日(Wed)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質続編
二日間降った雪は沿道に解けかかった汚い残雪を残し・・・今日はやっと曇り日です
ステンレス商品の魅力・・・知れば、知るほど楽しいですよね では、今日も続きを・・・

ステンレスの添加元素の役割は?

クロム以外の添加元素は、どんな役割を果たすの?・・・かと言うと、クロムのバリアー以外にもステンレスの耐食性を高める元素があるのだそうです それは、モリブデンとニッケルだそうです

モリブデンは、クロムを奮起させ、より一層働かせる効果

クロムのバリアーは、疵がついたり塩素の攻撃によって破られた皮膜も瞬時に修復されますが、強い攻撃を繰り返し受けた場合には、クロムによる修復が間に合わない場合があり、ここに、モリブデンが傍にいれば、バリアーが破られた周辺のクロムに大号令をかけて呼び集め、バリアー修復のために働かせるそうです

クロムあってのモリブデンですが、モリブデンのサビに対する抑制効果はクロムの3倍あると言われているそうです

ニッケルはサビの進行を遅らせる効果
ステンレスには、クロムに加えニッケルを含む種類も多くあります ニッケルにはサビの発生そのものを抑える効果はありませんが、サビの進行を遅らせる働きがあるのだそうです

ステンレスのサビにくさは
@ステンレスの表面に並ぶクロムのバリアー(不動態皮膜)が主役で
Aクロムのバリヤーが破られる危機に瀕した時、クロムを奮起させ働かせるモリブデン
Bクロムのバリアーが突破された時に、それ以上に突進を鈍らせるニッケル

以上のように、3つの元素に支えられているのだそうです これらの掲載文は、大手鉄鋼メーカーのホームページより抜粋されたものを掲載しています 我々の一般市民は、何が本当のものか?・・・を知る上で、商品の良し悪しを吟味しないことには、単なる価格が高い安いの問題ではないと、実感しました

実は、もう少し興味のあることが書かれていますが、長いと疲れますよね また後日・・・



2008年01月21日(Mon)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品・・・その性質
昨日から今朝にかけて凄い雪でした 朝一番で雪かきをしましたが、昨夜に雨に変わったり雪に変わったりの状態だったので、重たい水浸しの雪で・・・結構、重労働でした 北海道や北国の方々のことを考えると大変ですね

では、先日の性質の続きを・・・

「不動態皮膜」は、クロムと大気中の酸素との反応によって作られるもので、1〜3ナノメートルという非常に薄い皮膜です。結晶構造を持たないガラスのようなもので、非常に緻密で安定しています

ところで、ナノメートル?っていったいどれくらいの厚さ?・・・と思って調べたら、10億分の1メートル・・・目に見えない現象ですよ、これは・・・(笑)

不動態皮膜の最大の特徴は、何と言っても「自己修復機能」を持っている点です 加工や使用中に不動態皮膜が破れても、鋼中のクロムと大気中等の酸素とが反応して同じ皮膜を“瞬時”に再生します 

この再生に時間がかかれば、酸化(サビ)が進行してしまいますので、この「瞬時に再生」と言うのは重要なポイントです 

また、クロムは鋼中から供給されるため、自己修復機能は何度でも繰り返し発揮されます その効果はほぼ無限といっても良いくらい長時間安定していて発揮されるのも大きな特徴です

凄いですね〜 何か神秘的な作業を繰り返しているのが愛おしい感じですね

その魅力は他にもあるんです・・・長くなるので、次回に・・・





2008年01月19日(Sat)▲ページの先頭へ
■ステンレス商品
一月ももうすっかり中旬に・・・高知と言えどもここは四国のど真ん中なので、冷えます 昨日の雪はすっかり解けましたが、これから寒さが本番ですね

今日は、私たちがお墓を扱っている中で一番使う消耗品は花筒ですが、そのお話をしたいと思います 一昔前・・・そうですね〜 20年以上前は、お墓の花筒は(石の中にスッポリ納まっている交換できる)塩化ビニール系のものでした

それは云わばプラスチックなので、こんな寒い冬になると中の水が凍り膨張して、ヒビ割れを起こし度々取り替えなくてはいけませんでした と、言っても・・・そんなに薄い市販のようなものではないので、十数年は容易に持ちますが(笑)

当店は今は全商品ステンレスです その昔に塩ビを使用されていて、交換に来られた方にもお勧めしますが、希望されない方は未だに塩ビを買って帰られます

当店のステンレス商品は新潟県のステンレス加工の町燕市から取り寄せます 歴史があり、信頼できるからです 最近ステンレス商品でもこれホント?・・・と疑ってみたいような凄い安いお鍋とかを、スーパーなどで見かけたりしませんか?

ちょうどその取り扱っている会社さんから送られてくる本の中に、ステンレスについてのQ&Aがあったので参考までに抜粋してみます

ステンレスってどのような鋼材?

ステンレス(Stainless Steel=さびにくい鉄)は、『炭素が1.2%以下で、クロムを10.5%以上含む特殊鋼』と定義されていますが、ごく簡単に言うと、『鉄にクロムを加えた合金』だそうです

ステンレスってなぜさびにくいの?

自己修復機能を持つバリアー、それが『不動態皮膜』
ステンレス最大の特長である“さびにくい”性質は、クロムによって作られ表面の特殊なバリアーによるもので、そのバリアーは「不動態皮膜」と呼ばれています


続きは後日・・・



2008年01月07日(Mon)▲ページの先頭へ
本年も宜しくお願いします
当店は本日より仕事開始です  

今年は閏年ですね 潤う年にしたいものです(笑)  今年はお正月の2日3日と来客があり嬉しいスタートでしたが、年末に嫌な思いをする出来事もあったり・・・と、人生いろいろです

気を取り直してマイペースで頑張りますので、何卒よろしくお願いします。


2007年12月31日(Mon)▲ページの先頭へ
今年も一年ありがとうございました
来年もどうぞ、よろしくお願いします


2007年12月01日(Sat)▲ページの先頭へ
■新作墓石
今日から師走・・・今年ももう、この一ヵ月のみとなりましたね こんな時期になって、ゆっくりお墓を見たりする時間の余裕は無いかも知れませんが、当店はマイペースで皆様に新しいお墓のご案内をさせていただきたいと思います

私はお墓をデザインする時思うこと・・・それは、ず〜っと長い間そこに建っていても飽きない、シンプルでどっしりと構え日本の文化を残しているもの・・・を忘れないように考えます

今は和洋折衷みたいなお墓が沢山建っています 悪いとはいいませんが、妙にアンバランスなどこか落ち着きのないお墓も実際にあります 今日来店された文字彫刻のお客様がこんな質問をされました

『家は、神道なのにお墓は仏式の蓮華座が付いているのは、おかしので、除けたほうがいいですよね?』と・・・続いて、『よその石やさんで作ったのですが、聞いてみてみていいでしょうかね〜?』と・・・

開いた口がふさがらないとはこのこと・・・次から次へと、費用はいくらするのか?とか・・・まず第一に神式のお墓に仏式のお墓の付属品並びに仏教用語の付いた文字は使いませんので、それは神仏混合でお墓を作っているのと同じですね

よく墓所の入り口に菩提所などと各自の外柵に彫りこんだ文字をみかけますが、これも仏教の知恵の意味・・・それが、お墓は全て神道墓なのにそんな門柱が立っている墓所があります これって、石やさんの知識の無さです

正直、石やさんに頼んだ仕事ではないと思います 今は誰でも参入してきて個人輸入しては売る・・・或いは薄利多売の大手産業がどこにでも売りまくる そんな業者にひっかかると、こんなことがおこるんです

このお客様には、文字彫刻はお受けし代金はいただきましたが、あまりにもあれこれ質問なさるので作っていただいた石やさんに相談して納得が行かなければ、当店に相談していただければ・・・とお話しすると納得したようなしてないような?不思議な顔で帰って行きました

所で、本題ですね 和墓ではなく横墓で納骨式・・物置や腰掛がわりにも使える袖石部分を考えました 納骨は前から観音扉で簡単に女性でも出来ます 石は幻想的な深い紫がかった色をしています



2007年10月27日(Sat)▲ページの先頭へ
■アフターフォロー
お墓は誰かの死をきっかけに、新規に建てられることになりますが、そこから次の誰かの死を迎えるまでに長い期間があるので、その時不便に思っていることも時間がなかったり、忘れたりするのか?花立てや拝み石の修復などを問い合わせて来られるお客様が多い

今日は拝み石を持ち込んで新しく花筒の穴を大きくしステンレスにした方、先日は『当店で作って無いので言いにくいが・・・』と断りをしながら電話をかけてきました

納骨室の前の鏡面のように磨いてある踏み石が滑るので、荒らして欲しいと・・・荒らすのは簡単に出来ますが、そうすると、自然の汚れで真っ黒になりますよと、答えると・・・汚れなくて滑らない方法がないかと・・・

簡単です 濡れた靴で上がらないことと雨や湿っている時はバスタオルなどを敷いて上がって下さい・・・大丈夫ですと 『あ〜そうですか』納得されていましたが、そう言う事故に繋がるような危険性のある事は、ちゃんと説明してあげるのが石材店の仕事ですよね

花筒なんかも今はステンレスですから、古い樹脂性の物を取り替えることも出来ます その時も交換しようとするその古い花筒を持って来られないと、其々サイズが違うので判りません よそで作ったから判りません?なんて当店に買いに来られますよ(笑)

必ず裏に番号や記号が入っているので判ります 持参してください よそで作られていようが大丈夫です 当店にあるものが合うなら使えますので・・・長い年月、お墓もメンテナンスしながら使ってあげてくださいね



2007年10月01日(Mon)▲ページの先頭へ
■続・問い合わせ・・・
早くも10月となりました・・・

一年の年月の早いこと・・・充実した毎日が過ごせているのかどうか? 自分の生活を反省しながらの毎日です(笑)

今日、以前の相談者から便りがありました

墓所のお墓を移動したいので今までのお礼に、お墓の囲いを直したいと・・・その相談者のお嫁さんは、ありがたくその相談を受けていいものかと・・・

また、前回アドバイスをしたとき、兄弟さんには無理強いしなくても、必ず解る時が来るから、しばらく待っていたらどうでしょう?・・・と回答してあったのですが、こんなに早く答えが出るなんて不思議・・・と

そうですね 私も驚きました
これはきっと、ご先祖さまが気づかせてくださったのだと思います

やはり親族や兄弟が仲良くやって欲しいのは、ご先祖様も同じこと・・・兎に角、一安心です 本当にうまく解決できて良かったですね 心は以心伝心必ず伝わるものです
相手を恨むのではなく、本当の真心で接してみてください 案外引かれ合うものです

この110番も開設して良かったな〜と思います 今の社会は核家族化が進み、その上お墓ごとに関する知識を持った方々も段々人口減の世代に突入しています 誰かに相談したいけれど何処に相談していいか?不安ですよね

それでかどうか解りませんが、県外の相談者が多いですね
メールも多いです 少しでも参考になるなら嬉しいです では、また・・・


2007年09月26日(Wed)▲ページの先頭へ
■彼岸中の問い合わせ
お彼岸も本日が明けですね 皆さんはもうお墓掃除やお参りは済ませましたか?

秋の彼岸が済むと収穫の時期に入り、山の紅葉も段々進んできますね この時期に咲く彼岸花は、秋の象徴そのものですよね 初めて俳句を町の投函ポストに入れて、入選した句が、彼岸花の句でした(笑)

ところで彼岸中は、皆さんがお墓に足を運ぶいい機会ですから、普段気が付かないことや気になることが、目について相談される方が多いですね

◎お墓の傾き
◎改葬・移転
◎付属品の交換や付けたし
◎文字入れ
・・・・・・・・・などです

相談でこんなことがありました 相談者は跡取りの長男さんのお嫁さんです

墓所の中に兄弟さんのお墓があるそうですが、自分の家の墓だけに花やお供えをして、他のお墓には何もせず帰っている・・・と、そこには勿論親の墓もあるのですが・・・

そこでその兄弟さんは墓所を買っているらしいので、改葬をして移転して欲しいと相談していいか?と、当店に尋ねるもの・・・当店に尋ねなくても、本人に相談すればいいことなんですが、こういうことは言いにくいと・・・

そうなんですね 改葬移転をするには、その既存のお墓を移転していくのか?や霊抜きの法要などの手順がありますから・・・簡単に物を動かすようには行きません また、墓地を買っても年齢的に若いと、新しくお墓を作るところまでには費用の面も考えて難しい方が多いですね

この解決策は、個々の持っている良心の違いがあるので難しいですね

田舎にはこんなこと沢山あります 急遽実家の墓地に埋葬させてもらい、そのままズルズルと居座っている・・・時期を逸してそのまま代が替わってしまったり・・・

実家のお墓であるならば、そこには自分と血を引く者のお墓があるはずです(両親・兄弟・祖父母など・・・)そのお墓に感謝のお参りやお供えものをせず、自分の夫や子供だけのお墓をお参りして帰る・・・常識が欠けていますね

実家のお嫁さんはじめこの跡取りさんの家庭は、墓所の中にあるお墓には分け隔てなくきちんとお掃除やお花・お供え物・・・など欠かしたことがないそうです 日頃、兄弟さんの家族も気づいているはずなのに・・・とのこと

これは親からそういうことを教えてもらわず育ったんですね 残念ながら、この兄弟さんに教える人は誰もいません 今は代々墓の納骨堂が多くお墓参りと言っても一ヶ所に集められていますので、お墓参りも楽に済ませる家庭が増えていますが、田舎ではまだまだお墓の数が多く、お掃除やお参りだけでも半日〜一日がかりの所もあります

私も実家のお墓参りに必ず出かけますが、お墓が二十基近くあります 実家の墓所にも性の違うお墓がありますよ 嫁ぎ先の夫が戦死して出戻りさんだったり、父の兄弟のお墓があったり、名前が判らないお地蔵さまがあったり・・・です

でもお花もお供えも人数分持って行きます 自分に関係ない・・・なんて思ったことはありません 実家の墓所に眠る方達は、皆さん実家を守って下さるご先祖さまだと思っています・・・

長くなりましたので、続きは、明後日・・・








2007年08月22日(Wed)▲ページの先頭へ
■お墓の110番・・・お墓の継承について
先日の続きですが・・・・

お墓は誰が継承するのか?・・・疑問に思われたことはございませんか?

我が家は長男が先祖代々の墓守をする・・・つまり継承することに何ら疑問なく今までやってきました 我が家は祖父が近藤家の四男ですから、分家して初代・・・そこから数えると今の私達が三代目なんですね

民法の規定は『系譜、祭具及び墳墓の所有権は、相続分の規定によらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者がこれを継承する』としています

相続する人の指定があれば、指定された人が継承し、遺言もしくは生前の指定でもいいようです これで決まらなければ、家庭裁判所がこれを決めます

では一人っ子同士の結婚のお墓の継承は・・・どうなるの?

其々が自分たちの先祖の家のお墓を継承します 夫婦の死後は、子供が両方の家のお墓を継ぐことになります お墓を継承する場合同じ性でなければならないということはありません

ここで先日の相談者のAさんのお墓についてです

お墓を継承する場合同じ性でなければならないということはありません と言う規定の意味とはちょっと違いますね 本末転倒というか・・・本来ならA家と言うお墓を建てておいてC家の皆さんを改葬してきて入れるのだったら問題ないですが、C家の皆さんが眠っている墓石をこの姑さんが生きている間にどういう相談をされたのか分かりませんが、棹石だけA家にしたのです

それから、そういうお墓の継承問題は再婚される場合後から色んな問題が出てきますので、最初にきちんと説明を相手にされることが筋だと思います

Aさんと再婚されたBさんは、その先妻さんの姑さんが亡くなった時に埋葬するのをいきなり聞かされこれがお墓・・・と説明を受けたそうです 再婚されたBさんはすべてを受け入れるのには無理が生じ、色んな心労が重なって鬱状態に陥ったそうです

女性だったら解りますよね この気持ち・・・AさんとBさんの間の事は、ここまでにします ここで大事なことは、結婚して姓が変わっても実家のお墓は継承できるしまた、相続人でなければならないと言うことはなく、兄弟でも継承できます

ただ、常識の範囲で考えて行動してほしいと思います
遺産相続だけしてお墓をほったらかしや、遺産ももらってないから子供全員がお墓をほったらかし・・・嘘のような現実の話を、当店に来られたお客様が話されるので驚きです

親のお墓を子供が自然にお墓参りや掃除に行くように、子育てをしない家庭環境に問題があります 親があっての自分・・・親は祖父・祖母があってのこと・・・代々続いている家庭があるのなら喜ばしいことです

もしも、途中で途切れることがあったとしても自然の流れのなかでベストな方法を話し合い納得が行く方法をとればいいのです 森羅万象、輪廻転生・・・この世はず〜っと生き通しの世なのですから・・・


2007年08月18日(Sat)▲ページの先頭へ
■お墓の110番から・・・
残暑お見舞い申し上げます。

この数日間の暑さはただ気温が高いだけでなく、蒸せる暑さ・・・不快指数120%といった感じですね 先だって八月早々に、『お墓の110番ですか?』と電話がありました

メールでは色々質問が来たりしますが、電話はHP掲載以来今回が初めてです 当店に辿り着いたのは本を見て・・・とおっしゃるので、本に出した覚えはないが?と、よくよくお尋ねすると、身内の方が当店のHPの電話番号を見て教えてくださったとのことでした

本題ですが・・・内容は、Aの夫のお墓のことについてでした
相談者はBさん女性です この方は最近、Aさん男性と再婚されました Aさんは妻と死別し子供はいません Bさんには子供が二人を連れての再婚

Aさんの先妻さんは、一人っ子であった為、亡くなった時お墓をどうするか?考えた挙句に、その時点でAさんも年が若いのでこの先再婚する意思がある事を、先妻さんの母親に話し納得の上(その先妻さんの実家はお父様が先に亡くなっている)、先妻さんは実家のお墓に埋葬したそうです

ところが、Bさんと再婚する前にAさんは、先妻さんの母親に『私が死んだら、我が家のお墓守りがいなくなるので、Aさんに後を見てほしいから、お墓の名前をA家に変えて、私が作り直すので、宜しく・・・』といわれ、AさんはOKの返事をして先妻さんの家(C家)のお墓の棹石をA家に変えたそうです

そんな事情は知らないまま再婚をし、BさんとAさんは新築に引っ越したその日、先妻さんの母親に引越しの挨拶をしようと連絡したら、その日に母親は玄関で亡くなっていたそうです 偶然の出来事はあるものですが、お葬式を済ませ納骨をする時になって、Bさんは驚いたそうです

先妻さんは死別して離婚した訳ではないから、Aの性を持ったまま実家のお父様と一緒にお墓に眠っています AさんはA家の次男なので独立して分家の墓を自分で持たなくてはなりませんから、再婚して時期的に落ち着いたらお墓をつくり、先妻さんも一緒にお墓に入れたいと思っていたので、その時深い考えもなく先妻さんのお母様の話に同意されたのでしょうか・・・

AさんがC家の墓守りをするのなら、C家のお墓のまま墓守りをしなければなりません それは先妻さんの両親と養子縁組をして性を変えているならまだしも、C家の方達はAさんの(他人の性)お墓に入っているのですから・・・出来ないのならお寺に永代供養で預かっていただくかの方法があるのですが、Aさんは再婚者のBさんに『これはおかしい・・・お墓を元に戻してC家として祀ってあげて・・・』と言われるまで、それがおかしいことに気が付かないのだそうです

今日はこの辺で・・・続きは、後日に



2007年06月22日(Fri)▲ページの先頭へ
■見積もり・・・他、依頼
最近、よく電話やメールで見積もりの依頼があります

これはとても嬉しいことなんですが、受ける側としての思い・・・とでも言ったらいいのでしょうか? 適当な言葉が見つからないので、こう云わせていただきます

メールでと言うのは、HPを見られてのことでしょうし、電話も東京や大阪ならそうかも知れません 当店は活動エリアをその日の内に往復出来る範囲が、緊急にも対応できるとしています 営業意欲ないね!・・・と、忠告されたこともあります(笑)

しかし、無理に営業範囲を広げて対応できない方が、かえって当店に不安が残ります
今月初旬には、お墓の移転についてパンフレットを送ってほしい・・・と、依頼が

残念ながらパンフレットはないし、東京の果て・・・では見積もりも出来ないので、その説明のメールをして全国の墓石店の情報が見れるサイトを紹介し、近くならばそちらから探していただき、高知県の住所によっては、我々の業者さんを紹介しますと伝えましたら、先方様よりご了解いただけたメールを頂戴いたしました

もう1件は、文字入れと納骨の依頼です

これは、大事なことです 私たち石材店としては、こういう時こそ、お墓を建てさせていただいたお施主様の家は、依頼があれば都合をつけるよう段取りを調整いたしますが、その方は、今まで頼まれていたお墓守りの人に相談もせず、いきなり当店に『お宅は、見積もりただでしょう?』と、相談されてきました

勿論そうですが、我々にもそのエリアによっては、その依頼者さまのお近くの石材店が費用的に安くあがる場合もあるので、飛び込みのお客様には、そのように説明いたします その上で、当店でも・・・と依頼があれば、お伺いいたします

次の日、依頼者様から頼まれてお墓守りをされている方から電話をいただき、その説明をしますと、やっていただいた業者さんが近くにあるとのこと・・・この件は、納得されましたが、依頼者さまとお墓守りの方の関係は、どうなったのでしょうか?

我々の仕事はず〜っと長く遠くから、お墓を見守ってあげるような仕事・・・競争して何処よりも安い!を、うたい文句にする仕事ではなく、いつも適正価格を表示する努力をしているつもりです

もう1件は、いますぐお墓の移動を・・・の電話依頼です

私を知っている人から、『今日10時にお坊さんが来てお墓を移動するお祈りをするから、お墓を移動させてほしいと、私の職場の人が困っているので、何とかならない?』と、いうもの・・・呆れて、物が言えないというか・・・

普通は、お墓を移動するというと、石材店ましくはそれなりの人を雇って、最初から段取りをしておくもの・・・こんな急なことは、ありえないはず!と言うと、頼んでいた業者さんが急に都合が悪くなったと・・・そんな、無責任な業者もうそ臭い!ですよね

申し訳ないですがと、丁寧にお断りしました この日は当店も改葬と移転で全員現場に出て夕方まで帰らないし、目の前の時計は、その時間まで1時間しかない 『近くの石材店さんに電話して、手が空いているところがあれば引き受けてくれるかも?・・・』と応対しましたが、何かすっきりしない依頼でした

お客さまに申し上げたいのは、お互いの信頼です それがないと、いいものは出来ないしいい関係は育ちません 本音でぶつかってください 私たちは、お客様以上に、お客様のお家のお墓を気にかけています 仕事をさせていただいた恩は忘れないし、そのお墓をお施主様と一緒に守ってあげたいと思っています




2007年05月13日(Sun)▲ページの先頭へ
■お墓の値段と人間の価値観・・・B
今日は母の日・・・娘は母に、母は祖母に感謝し、祖母は亡きご先祖様となっている祖祖母に感謝するのでしょうか?・・・

これもいつ作り出されたのかは知らないですが、いつも感謝して家族やご先祖様を大事にされている方には、わざわざ耳障りな偽善的な言葉かも知れませんね(笑) 

今日は静かに店番をしながら、色んな事を感じています 今日も突然、来店者があり、お見積もりをさせていただく事になりました この方も、ず〜と当店をごひいきにして下さっている方らしいです 私達の代になって初めてですが、他店の勧誘があっても断って当店においで下さったと・・・先代に感謝ですね

本当に嬉しく心から感謝の気持ちでいっぱいでした これが、眼に見えないご縁だろうと私は感じることがしばしばあります 私達の仕事も昔とは違い、待っているだけではなく営業に出かけます

今やお葬式の通知を新聞に出すと次の日には、電話がかかってきたりします 我が家も身内に不幸があった時経験していますが、あまりいい感じはしません じゃあ私はどうなの?・・・と、質問されそうですね

私は四十九日の法要が終わるまでは、お伺い致しませんし電話も致しません また、それを過ぎても年齢や諸事情を踏まえ、ぼちぼち出かけます 要は、あまり営業が上手ではないんですね(笑) 四十九日までに急ぐ方は、必ず声をかけてきます

しかし、お葬式が済んでお墓の段取りの気がつくのは大概、10日もしくは2週間が過ぎています そこから四十九日の法要の予定日までに個人墓ならまだしも、基礎をしての納骨堂を・・・となると、反対に『どうしてそう、慌てて作るのですか?・・・』と、こちらが問いたいですね

理由の一つに
住職さんや神官さんに、早く土に返してあげなさい・・・と勧められた
家族や親戚が再々法事で集まるのは大変だから、次の四十九日で納骨し仕上げをしたい・・・
の理由です

この早く土に還してあげなさい・・・と云うのも、普通に考えると、特別な意味はないと私は思います 要は、お墓を作って納骨しなさいよ・・・と、言う意味です 何も、三十五日や四十九日に納骨しなさいとは言っておりません

本来、葬儀を出すとその亡骸は土葬もしくは火葬にして墓所に安置し、家には入れないもの・・・この世と縁を切っているのです しかし、お墓を既に作っている(代々納骨堂)家でもお葬式の時間や火葬場の時間に取られ、その日に納骨する時間がないのが現状・・・これらは、生きている人々の都合なんですよね

私の幼少の頃や父の葬儀(二十年前)までは、殆んどが土葬で(父は土葬が遺言でした)、お葬式も自宅で出し、その棺を縁者が担いで墓所に運び埋葬して、住職や神官が祈り埋葬の儀を済ませていました 次の日、もう一度『仕上げ』と云って、ご近所の方々が集まり納棺した墓所の周囲をきれいに見直しに行き、帰って来たら、その家の家族や親族たちがその労をねぎらい感謝し、故人を偲んで小宴をするのが慣わしでした

ここで矛盾を感じることが、先日もありました

お客様から、『四十九日までに名前を刻んで欲しい・・』と電話がありました

その方は家の横に立派な納骨堂があるにも関わらず、お骨を四十九日までお寺に預けられたと・・・何で? そのご家族は県外にお住いで、家で四十九日までのおつとめが出来ないからと・・・?田舎の家に誰もいないから、お骨は置いておけないと

別に置かなくても持って行って、向こうで毎日おつとめも出来るし、お骨はお墓に安置し位牌でおつとめできます なのに、こんな当たり前のことを、お寺さんは教えてあげないのでしょうか?・・・それも、お骨を預かる?勿論、預かって貰わなければならない方々もいらっしゃいます

ここで云いたいのは、苦労して育てた子供達が誰も親のお骨を預からず、ましてやおつとめもしない(預かっていただいたお寺で、お金を払ってしていただく)・・・悲しいですね ここで説法をして供養や先祖祀りを教え導くのが住職さんや神官さんの務めではないのでしょうか?と、私は言いたいのです

今の時代、何でも人の都合とお金で動いている気がしてなりません 住職さん神官さんまた私達の職業は、迷う人たちに安心を与え、これだけは人としてするべき事・・・と本当の供養の心の表し方を、教え導いてあげるのが仕事だと、私は勝手に信じています
そうでなければ、私達の仕事は、スーパーに並んでいる商品を売っているのと同じ・・・に、なります

金額の大小、物の大小ではなく、供養の心はお金では買えません
しかし、思うだけでは駄目なんです 実行し形に現さなければ・・・人其々、きっといい方法があると思います 私はそれを、お手伝いしたいのです






2007年04月01日(Sun)▲ページの先頭へ
■お墓の値段と人間の価値観・・・A
@から随分日が過ぎてしまい、会社の決算処理も終わり早くも四月となりました(一年がホントに早いですね)

その続きですが・・・その方がこうおっしゃいました(土佐弁ですが)

『物の無い時代で貧乏な生活をしよった 親父の渡世やったけ、どんな墓を作ったのかも?その当時知らんかったが、この齢になって考えてみたら、貧乏しよっても墓だけは人間が生きてきた証じゃけ・・・』と・・・

・・・『石屋さんに、この石は安い石じゃない 今でも立派な石の種類じゃ云われて、親父も恥ずかしゅうない物を作っちょったんじゃと思うた』と話しておられました
ぼろは着てても心は錦・・・の歌を思い出しますよね 

今日はこんなお客様が来店しました このご夫婦は御年米寿を間近に迎えるご夫婦・・・ずっと以前に展示場のお墓を見に立ち寄られていたことが一度ありましたが、去年のこと・・・

来店された理由は、土建屋さんに墓所の造成をしてもらっているけれど、工事が大きくなり過ぎて、どう対処していいか判らないので、見て欲しいとの事・・・墓所は現住所では無く、生まれ育ったふるさとの墓地に帰るらしい

相談者は御年のせいもあるが、歩くのに足が遅いので見てきて欲しいとおっしゃる こちらは勿論OKですが、一緒に車に乗って行きましょうとお誘いしても、先代からずっと当店でお墓を作っているから、任しますとの事・・・

早速小雨の中、地図を片手にデジカメ持参で社長が出かけて行き二時間後数枚の画像を撮って帰って来ました 相談の施主様の意向が今ひとつ理解できず、画像をお見せしながら施主様のご希望をやっと理解することが出来ました

驚いたのは墓所の整地にかかる費用・・・お墓の値段より上回るくらい要りそうだ?と、淡々とおっしゃった 米寿を迎える御年なので、よくそんな大掛かりな事をと思いますが、それがこの施主様の考えの尊敬する所

墓所は代々残るもの・・・今、きれいにしておかなければ、後の者も続かない 先祖代々のお墓がその墓所の上の方にあるが、改葬はしない 先祖がここに眠りたいと言いおきだった 後はわしらが守ってやるだけ・・・』と

便利な町へ都会へとお墓や墓所を移動させて行く方もいらっしゃれば、こんな施主様もいらっしゃる 私たちは、その都度お墓を通して、人の価値観を問われる気がします

この続きは、また後日へ・・・




2007年03月20日(Tue)▲ページの先頭へ
■お墓の値段と人間の価値感・・・@
この仕事に携わって二十数年、人の価値観が変わってきたなぁ〜と実感しています

私達のバイブル書である日本人のお墓の本を読むと、日本でお墓の遺跡は、1994年に縄文時代の遺跡と言われている青森県の三内丸山遺跡で列状墓群が見つかったそうです 

その前に佐賀県の吉野ヶ里遺跡で大人用の大型の甕棺が二千基以上出土し、列状墓群があったそうです

この遺跡は三内丸山遺跡より三千年後で、今から二千五百年ほど前の弥生時代のものだそうです 紀元前のことですからね その時から既に死者を何らかの形で大切に葬る扱いがなされていたのですね

じゃあ五千年も前・・・私がこんなことを思うのはこの数千年の歴史の重みに対して、ちょっとおこがましいかも?とも思いますが、現代に生きる私の価値観をお話したいと思います

お彼岸の時期は、初めてお目にかかる方や滅多にお会いできない方が電話や来店されたりと、石材店にとっては留守にできないものです 当店は、この地域にお墓を残し遠方にお住いの方がよく電話で問い合わせをして来られる事が多いのですが・・・・

最近、交通事情はいいし同業者も沢山ありますので、よけいそうなのかどうか分かりませんが、『どこそこの墓地の両親の墓と同じ寸法で石は同じで・・・安いのでよい!見積もって』と、電話口から想像すると結構年配の男性から依頼がありました

私達にとってお客様は神様ですが、私達にもこの仕事に駈けている情熱と言うか思いはお客様以上にあると自負しています ないとやってられませんよね(笑)

まず『安い』と言う言葉は何を基準に判断されると思いますか?
値段の単価の安い石というのはあります それは石の持っている特徴と言うのか質がAよりもBの方が劣っている・・・という点で値段の差はあります

この依頼主様のご要望のお墓はその昔作られた国内産の原石を加工したもの・・・見積もりの返事を『同じ石だったらこれ位で似たような石で価格を抑えたらこれ位です』と価格を知らせると・・・

『えらい高い、○○万円ぐらいと思いよった』と・・・この依頼の方は自分両親のお墓石の種類も知らず、どこかの業者の方にお聞きしたのかどうか知りませんが、『○○万円で、出来る言うた』と返してこられました

当店は、その違いを説明し石も見た方がいいですよと一言添えて電話を切りました 当店には来ないだろうと思ってその見積もり書を捨てようと思いつつ、二週間机の隅に置いてあった所、昨日突然早朝電話があり来店されました

そこで、です お墓と言うのは、亡骸を火葬または土葬にしてその上に建て名前や戒名を刻み魂を入れます ここに人の『』が介在するのです

この方は自分達夫婦のお墓を、自分のご両親さまがされていたように生前に作る寿陵墓にしておこうと考え、今のご自分の生活レベルを考え、安いお墓を依頼したのですが、よくよく考えるとご両親に尊敬の念が湧いたのです

今日はこの辺で・・・続きは後日





2007年03月05日(Mon)▲ページの先頭へ
■五輪塔の勧め
早くも季節は三月となり、春分の日を挟んでお彼岸がやってきますね やはり、この時期になると普段気にならないお墓のことも、気になるから不思議ですね

何も私に限らずお客様も一人二人と、ぽつぽつ来店されます 最近のお客様の中に多いご相談の中に、お墓の『墓守り』がいない・・・と言う方が結構いらっしゃいます

そしてその方達は、永代供養に預けるか、もしくは自分の墓所に生きた証としてお墓を建てたい・・・と、二者選択で悩んでいらっしゃいます そのお気持ちは皆さんもお解りいただけるだろうと思います

夫婦二人だけでしたら案外気楽に選択出来ますでしょうが、先祖代々のお墓を面倒みている方でしたら、そう簡単に割り切れないんですよね それと、我が子は居るが結婚して遠くに嫁ぎ帰って来ない あるいは結婚していない我が子には安心して頼めないなど・・・不安はつのるばかりと言った感じです

永代供養に預けるのは後が絶える故の事・・・ならば どうせ絶えて無くなるのなら、どちらかが生きている間お墓を建て、あるいは集めて供養をすることが今出来る最大の善行功徳じゃないかと私は思います

そこでお墓にも種類は沢山ありますが、五輪塔を建てることをお勧めします 五輪塔はお墓の本来の姿・・・ 五輪塔のお墓には、『死後は成仏し往生できる』という意味があり、850年にも渡って親しまれているお墓なのだそうです

我々石材店から見ると、場所をとらず理に適い先祖供養でも其々の個人墓にでも代々墓にでもそれ一つで全てが満たされるもの・・・です 大きさも色々・・・遠くに嫁いだ我が子も、拝む先祖様のお墓があるからこそ帰って来るきっかけがあるのでは・・・


2007年02月19日(Mon)▲ページの先頭へ
■お墓のディレクター

今や何でもその道のプロとしての資格を問われる時代になっています いくら知識や経験豊富でも、何かしらの検定試験を受け一定のレベル資質の向上に努めようとするのが、ねらいであるようです

このお墓に関わっている私達にも数年前からこの試験があるのです 私も遅まきながら第4回目2006年版(2月6日に既に終わり)にして初めて受けました

それは日本人のお墓の、『お墓とは何か・・・』から入るのですが、縄文時代にさかのぼり、儒教や仏教の発祥地であるインドや中国から伝わってきた宗教とその文花を読みながら、日本人の宗教とお墓について約1000ページに及ぶ中から出題されます

勿論お墓の加工技術や石の産地、法律や墓地開発に関する規則まで幅広くあります この検定を受ける為にあらためて日本の歴史年代を再認識しました そして、日本人ほどお墓の歴史を変えてきた民族もないのでは・・・と、私は感じました

学んで見てあらためて『お墓』って、すばらしい!と思いました その意味をこれから折りにふれ、紹介できるようにしたいと思っています 今日はこの辺で・・・





2007年01月15日(Mon)▲ページの先頭へ
■続・・・お墓の修復
昨年末、お墓の修復を済ませた画像をお見せすると言いつつ、年末から今日までのびのびになり遅くなりましたが、本日アップ致しました

<修復前>


このメントの納骨堂は30年以上経っています 舞台の下になっている部分は傷みは無く、直接雨にあたる部分が傷みが激しいですね

<修復後>


石貼りを施しましたが、メントの部分は真っすぐ見えていてもねじれていたり、長さが違っていたりと・・・現場で寸法合わせをしながら、作業しないといけないので、案外簡単そうでややこしい仕事です

この施主様も新しくしようか迷われたそうですが、先代のお父様が作って下さっていたものですから、大事に使えるうち使いたいと・・・

そう、それでいいんです 新しさを求めればキリがないですよね
大事に守り受け継ぐから値打ちがあるんです この後・・・年末にこの施主様のご紹介で来客が・・・

驚きました 何処かで見たお顔・・・中学一年の時に習った国語の先生でした三十数年振りの対面でした これも何かのご縁ですね 今、見積書を提出中です





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ふるさとに、お墓をつくりませんか?
高知の郷里で、嶺北の自然と、のんびり暮らすのもいいですよ


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カレンダ
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