■お墓の値段と人間の価値感・・・@ |
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2007年03月20日(Tue)
■お墓の値段と人間の価値感・・・@
この仕事に携わって二十数年、人の価値観が変わってきたなぁ〜と実感しています
私達のバイブル書である日本人のお墓の本を読むと、日本でお墓の遺跡は、1994年に縄文時代の遺跡と言われている青森県の三内丸山遺跡で列状墓群が見つかったそうです その前に佐賀県の吉野ヶ里遺跡で大人用の大型の甕棺が二千基以上出土し、列状墓群があったそうです この遺跡は三内丸山遺跡より三千年後で、今から二千五百年ほど前の弥生時代のものだそうです 紀元前のことですからね その時から既に死者を何らかの形で大切に葬る扱いがなされていたのですね じゃあ五千年も前・・・私がこんなことを思うのはこの数千年の歴史の重みに対して、ちょっとおこがましいかも?とも思いますが、現代に生きる私の価値観をお話したいと思います お彼岸の時期は、初めてお目にかかる方や滅多にお会いできない方が電話や来店されたりと、石材店にとっては留守にできないものです 当店は、この地域にお墓を残し遠方にお住いの方がよく電話で問い合わせをして来られる事が多いのですが・・・・ 最近、交通事情はいいし同業者も沢山ありますので、よけいそうなのかどうか分かりませんが、『どこそこの墓地の両親の墓と同じ寸法で石は同じで・・・安いのでよい!見積もって』と、電話口から想像すると結構年配の男性から依頼がありました 私達にとってお客様は神様ですが、私達にもこの仕事に駈けている情熱と言うか思いはお客様以上にあると自負しています ないとやってられませんよね(笑) まず『安い』と言う言葉は何を基準に判断されると思いますか? 値段の単価の安い石というのはあります それは石の持っている特徴と言うのか質がAよりもBの方が劣っている・・・という点で値段の差はあります この依頼主様のご要望のお墓はその昔作られた国内産の原石を加工したもの・・・見積もりの返事を『同じ石だったらこれ位で似たような石で価格を抑えたらこれ位です』と価格を知らせると・・・ 『えらい高い、○○万円ぐらいと思いよった』と・・・この依頼の方は自分両親のお墓石の種類も知らず、どこかの業者の方にお聞きしたのかどうか知りませんが、『○○万円で、出来る言うた』と返してこられました 当店は、その違いを説明し石も見た方がいいですよと一言添えて電話を切りました 当店には来ないだろうと思ってその見積もり書を捨てようと思いつつ、二週間机の隅に置いてあった所、昨日突然早朝電話があり来店されました そこで、です お墓と言うのは、亡骸を火葬または土葬にしてその上に建て名前や戒名を刻み魂を入れます ここに人の『心』が介在するのです この方は自分達夫婦のお墓を、自分のご両親さまがされていたように生前に作る寿陵墓にしておこうと考え、今のご自分の生活レベルを考え、安いお墓を依頼したのですが、よくよく考えるとご両親に尊敬の念が湧いたのです 今日はこの辺で・・・続きは後日
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