■お墓の値段と人間の価値観・・・B



2007年05月13日(Sun)
■お墓の値段と人間の価値観・・・B
今日は母の日・・・娘は母に、母は祖母に感謝し、祖母は亡きご先祖様となっている祖祖母に感謝するのでしょうか?・・・

これもいつ作り出されたのかは知らないですが、いつも感謝して家族やご先祖様を大事にされている方には、わざわざ耳障りな偽善的な言葉かも知れませんね(笑) 

今日は静かに店番をしながら、色んな事を感じています 今日も突然、来店者があり、お見積もりをさせていただく事になりました この方も、ず〜と当店をごひいきにして下さっている方らしいです 私達の代になって初めてですが、他店の勧誘があっても断って当店においで下さったと・・・先代に感謝ですね

本当に嬉しく心から感謝の気持ちでいっぱいでした これが、眼に見えないご縁だろうと私は感じることがしばしばあります 私達の仕事も昔とは違い、待っているだけではなく営業に出かけます

今やお葬式の通知を新聞に出すと次の日には、電話がかかってきたりします 我が家も身内に不幸があった時経験していますが、あまりいい感じはしません じゃあ私はどうなの?・・・と、質問されそうですね

私は四十九日の法要が終わるまでは、お伺い致しませんし電話も致しません また、それを過ぎても年齢や諸事情を踏まえ、ぼちぼち出かけます 要は、あまり営業が上手ではないんですね(笑) 四十九日までに急ぐ方は、必ず声をかけてきます

しかし、お葬式が済んでお墓の段取りの気がつくのは大概、10日もしくは2週間が過ぎています そこから四十九日の法要の予定日までに個人墓ならまだしも、基礎をしての納骨堂を・・・となると、反対に『どうしてそう、慌てて作るのですか?・・・』と、こちらが問いたいですね

理由の一つに
住職さんや神官さんに、早く土に返してあげなさい・・・と勧められた
家族や親戚が再々法事で集まるのは大変だから、次の四十九日で納骨し仕上げをしたい・・・
の理由です

この早く土に還してあげなさい・・・と云うのも、普通に考えると、特別な意味はないと私は思います 要は、お墓を作って納骨しなさいよ・・・と、言う意味です 何も、三十五日や四十九日に納骨しなさいとは言っておりません

本来、葬儀を出すとその亡骸は土葬もしくは火葬にして墓所に安置し、家には入れないもの・・・この世と縁を切っているのです しかし、お墓を既に作っている(代々納骨堂)家でもお葬式の時間や火葬場の時間に取られ、その日に納骨する時間がないのが現状・・・これらは、生きている人々の都合なんですよね

私の幼少の頃や父の葬儀(二十年前)までは、殆んどが土葬で(父は土葬が遺言でした)、お葬式も自宅で出し、その棺を縁者が担いで墓所に運び埋葬して、住職や神官が祈り埋葬の儀を済ませていました 次の日、もう一度『仕上げ』と云って、ご近所の方々が集まり納棺した墓所の周囲をきれいに見直しに行き、帰って来たら、その家の家族や親族たちがその労をねぎらい感謝し、故人を偲んで小宴をするのが慣わしでした

ここで矛盾を感じることが、先日もありました

お客様から、『四十九日までに名前を刻んで欲しい・・』と電話がありました

その方は家の横に立派な納骨堂があるにも関わらず、お骨を四十九日までお寺に預けられたと・・・何で? そのご家族は県外にお住いで、家で四十九日までのおつとめが出来ないからと・・・?田舎の家に誰もいないから、お骨は置いておけないと

別に置かなくても持って行って、向こうで毎日おつとめも出来るし、お骨はお墓に安置し位牌でおつとめできます なのに、こんな当たり前のことを、お寺さんは教えてあげないのでしょうか?・・・それも、お骨を預かる?勿論、預かって貰わなければならない方々もいらっしゃいます

ここで云いたいのは、苦労して育てた子供達が誰も親のお骨を預からず、ましてやおつとめもしない(預かっていただいたお寺で、お金を払ってしていただく)・・・悲しいですね ここで説法をして供養や先祖祀りを教え導くのが住職さんや神官さんの務めではないのでしょうか?と、私は言いたいのです

今の時代、何でも人の都合とお金で動いている気がしてなりません 住職さん神官さんまた私達の職業は、迷う人たちに安心を与え、これだけは人としてするべき事・・・と本当の供養の心の表し方を、教え導いてあげるのが仕事だと、私は勝手に信じています
そうでなければ、私達の仕事は、スーパーに並んでいる商品を売っているのと同じ・・・に、なります

金額の大小、物の大小ではなく、供養の心はお金では買えません
しかし、思うだけでは駄目なんです 実行し形に現さなければ・・・人其々、きっといい方法があると思います 私はそれを、お手伝いしたいのです






   


ふるさとに、お墓をつくりませんか?
高知の郷里で、嶺北の自然と、のんびり暮らすのもいいですよ


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カレンダ
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